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アメリカの葬儀[POSTED]:2017-11-23

アメリカの葬儀

アメリカの葬儀は、悲しみを家族や知人と共有する場というより、故人の新たな旅立ちを祝福する儀式であると前向きにとらえられているようです。家族が悲しみの表情を見せるのは、葬儀ミサの冒頭、棺桶の蓋が閉められる直前だけであり、その前後の応対は笑顔で行なわれ、葬儀終了後のホームパーティーでも悲しみの表情はほとんどないといわれます。そしてアメリカでは、葬儀そのものに出席することが非常に大切であるとされています。

葬儀の流れ

葬儀は一般に公示して行うものと、家族のみで行う密葬があり、前者のような死亡広告を通じて一般に公示される葬儀は、「公式訪問」、「葬儀ミサ」、そして「埋葬」から構成されるそうです。「死亡広告」をインターネットで検索することができ、そこで日程を確認することができます。友人や仕事上の付き合いのある人、またその家族が亡くなったという知らせを受けたら、何はともあれお悔やみの電話をすることが大切なマナーで、密葬でない限り葬儀には出席することが望ましいようです。

ミサが終わると、墓地へと移動します。墓地では既に埋葬場所が掘られており、その上に棺桶を移して司祭の下で最後のお祈りをして埋葬式は終了、実際に土を埋める作業には家族も立ち会わないようです。ミサと埋葬は、午前中で大体終了し、その後、家族の自宅にてパーティー行うのが一般的な流れだそうです。

葬儀の際に直接お悔やみを伝えられなかった場合は、後日メッセージカードを送ったり、葬儀の2、3週間後に、花やフルーツやケーキのバスケットなどを贈る習慣などもあるそうです。

葬儀での服装

葬儀に参列する時の服装については、アメリカでは遺族以外の一般会葬者が喪服を着る習慣は最近ではほとんど見られません。日本のような厳しいドレスコードがありませんので、比較的カジュアルで派手な色合いや装飾を避ければよいとされています。男性はダークスーツに黒のネクタイ、女性は地味な色合いのワンピースであれば問題ないとされます。

ちなみに

アメリカの法律では、葬式が出せるのは遺族のみとなっており、家族がアメリカにいない人は、年齢に関係なく生前予約をするといいます。遺族がいない場合は、政府の管轄に入り、予算内で政府が葬式を出すそうです。

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