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【名義預金には要注意】相続税の税務調査で注目されるもの[POSTED]:2018-11-25

【名義預金には要注意】相続税の税務調査で注目されるもの

名義預金を重点的に調査する相続税の税務調査

相続税の税務調査におけるメインは、名義預金とされています。
不動産など所有関係が明らかになりがちな表現資産に対して、預金や有価証券などの不表現財産は、隠しやすく、名義を動かしやすい財産であるといえるため、相続税の税務調査において重点的に調査されるのです。
表現財産である土地は隠したくても隠すことができません。
たとえ隠そうとしても、不動産の登記簿謄本を徹底的に調査したり、固定資産税の納付状況を追ったりすることで判明します。
対して不表現財産は子どもや孫などの親族への名義貸しや名義変更などの方法で名義を移すことにより、被相続人の財産ではなくなったように偽装されることが多いとされているのです。

相続で問題となる名義預金とは

名義預金とは、預金口座の実質的所有者を、預金口座の名義人以外の人物と考えて認定するものです。
つまり、預金の名義人となっている人と実質的にその預金の所有者が異なる預金のことです。
預金口座の名義は孫になっているが、本当は祖父が預金の中のお金の所有者である場合などがこの名義預金となります。
収入のない専業主婦や子ども名義の多額の預金については、被相続人の財産ではないかとの疑いがかけられます。
相続税においては被相続人以外の預金口座を被相続人の預金口座であると認定することで、相続財産の申告漏れが認定されてしまいます。

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