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    [CATEGORY]:事業承継紛争・お家騒動の実例

情報過多の時代における弁護士業務[POSTED]:2019-11-22

法律知識は調査済み

ここ数年間、相談内容のレベルが上がっている。
かつては条文を読めばすぐに解決できる内容の質問を受けることが多かったが、最近は事前にしっかりと勉強をされている方が多い。 相続についていえば、相続税法改正をきっかけとした相続ブームの影響かもしれない。

テレビや雑誌であれだけ取り上げられれば、関心を集めるのも当然だろうが、知識にアクセスしやすくなったせいもあると思う。
インターネットで何でも無料で調べられる時代。年鑑や百科事典の類は廃刊が相次ぐ。法律知識は弁護士に相談に来る前に調査済みなのだ。

訴訟コンサルタントとして戦略を提案

情報過多の時代における弁護士業務とはどうあるべきか。弁護士サービスの本分は、訴訟コンサルタントや紛争解決アドバイザー業務にあると考えている。依頼者がもっとも求めているのは、明確に戦略を提示できる能力。紛争を解決する具体的な戦略は、法的知識のみからでは導くことができない。弁護士によって能力差が激しい部分である。
「相続の学校」もまた、単なる知識を提供することを目的としていない。

相談時に心がけているのは、戦略を提案し、どう動くかについての具体的な道筋を示すことだ。

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事業承継紛争・お家騒動の実例』のその他の記事

情報過多の時代における弁護士業務
法律知識は調査済み ここ数年間、相談内容のレベルが上がっている。かつては条文を読めばすぐに解決できる内容の質問を受けることが多かったが、最近は事前にしっかりと勉強をされている方が多い。 相続についていえば、相続税法改正をきっかけとした相続ブームの影響かもしれない。 テレビや雑誌であれだけ取り上げられれば、関心を集めるのも当然だろうが、知識にアクセスしやすくなったせいもあると思う。インターネットで何でも無料で調べられる時代。年鑑や百科事典の類は廃刊が相次ぐ。法律知識は弁護士に相談に来る前に調…...
2019-11-22 [ 事業承継紛争・お家騒動の実例 ]
    配偶者選びは慎重に【グッチ】
    事業承継において将来の経営者の最有力候補は配偶者 グッチ家の最後の経営者マウリツィオ・グッチ氏の妻、パトリツィア氏は、元々貧困家庭の出身であったが、上昇志向が殊のほか強かったという。その美貌で、グッチ家の相続人になる見込みだったマウリツィオ氏に近づき、マウリツィオ氏はグッチ家の猛烈な反対を押し切って結婚。パトリツィア氏は夫をそそのかして操り、グッチ株の過半数を取得させて乗っ取ったものの、財産目当ての結婚であることを夫に気付かれてしまう。その後、夫から財産を奪うために殺し屋に依頼し、夫を殺害。1…...
    2019-11-20 [ 事業承継紛争・お家騒動の実例 ]
      商標権の怖さ【グッチ】
      商標権侵害となる行為 「G U C C I 」はイタリアの G U C C I O G U C C I 社の登録商標であり、例えば権利者以外がカバンに「 G U C C I 」と付けると商標権侵害となる。仮に、グッチを離れたパオロ氏やロベルト氏が新たにカバンの製造・販売を始めようとする場合、自らのファミリーネームである「 G U C C I 」や自らの氏名を商品に表示することは可能だろうか。 G U C C I ブランドがこれだけ有名であることから、付けられるのであれば付けたいところだろう。 …...
      2019-11-18 [ 事業承継紛争・お家騒動の実例 ]
        「兄弟平等」は命取り【グッチ】
        事業承継においては、兄弟平等が命取りに グッチオ氏は、親心からか兄弟平等に株を譲渡。これが悲劇の始まりだった。兄弟であっても、家を出て家庭を持てば他人意識が強くなる。孫に代替わりすれば、なおさらだ。一族経営といえども、所詮他人の集まりとなってしまう。兄弟を平等に扱いたいという親心は、父親としては当然なのかもしれない。しかし、経営者の立場から考えれば失格。もっともやってはいけない形の譲渡である。 会社分割して事業承継を進める 本来どうすべきだったか。一つの方法としては、会社を分割する案が挙げ…...
        2019-11-16 [ 事業承継紛争・お家騒動の実例 ]
          失われたブランド【グッチ】
          第3世代の反乱 1921年にグッチオ・グッチ氏がフィレンツェにカバン工房として創業し、世界的ラグジュアリーブランドに成長したイタリアのファッションブランドであるグッチ。バッグ、サイフ、宝飾品、時計、服、靴などを幅広く扱う。グッチオ氏の三男で、2代目社長のアルド・グッチ氏は、グッチのロゴを商品に付けて「グッチ」ブランドを確立。世界展開に成功し、グッチは急速に成長した。1953年、グッチオ氏が亡くなり、アルド氏、四男のバスコ・グッチ氏、五男のルドルフォ・グッチ氏がグッチ株を均等に33.3%ずつ相続…...
          2019-11-14 [ 事業承継紛争・お家騒動の実例 ]
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