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    [CATEGORY]:会社支配権争い

二つの「K」【キタムラ】[POSTED]:2019-08-28

同じ横浜元町に存在する2つの「K」

キタムラブランドを示す「K」マークを使用したバッグで有名な老舗企業「キタムラ」における「K」を巡る仁義なき戦いについて紹介しよう。
1882年に北村商店として横浜元町で創業。キタムラのバッグは、横浜の「ハマトラファッション」として一大ブームとなった。二男の北村宏氏が、前社長の母親からキタムラを引き継いだ。
一方、キタムラ本社がある横浜元町には、キタムラと似た名前の会社、キタムラK2(キタムラ・ケイツウ)がある。

キタムラK2は、長男の北村康介氏がキタムラの商品開発や店舗作りを巡り、宏氏と対立した結果、元町二丁目店を分離独立し、1989年に設立した会社。1992年に康介氏は亡くなり、現在はその妻の和江氏が社長を引き継ぐ。キタムラ同様「K」マークを使用したバッグ、小物などを販売する。

「K」マークを巡る訴訟へ発展

キタムラは、長男康介氏を「キタムラK2」として独立させるにあたり、営業譲渡契約を締結。その営業譲渡契約書の中で、キタムラはキタムラK2に対し「K」マークの使用を認め、キタムラK2は、同契約に基づいて「K」マークを使用していた。

「K」マークを使用する両者が、横浜元町で平和的に併存する関係は長くは続かなかった。1994年、両社は「K」マークを巡って訴訟で対立することとなった。

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  • 2019-08-28
  • [CATEGORY]: 会社支配権争い
  • [AUTHOR]:遺産相続の弁護士・税理士 永田町法律税務事務所

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