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    [CATEGORY]:会社支配権争い

韓流ドラマを地で行く財閥の権力闘争【ロッテグループ】[POSTED]:2019-09-15

日韓をすみ分けて兄弟経営

「お口の恋人」でおなじみのロッテや、プロ野球の千葉ロッテマリーンズを傘下に収めるロッテホールディングスを中心とするロッテグループ。
1948年に重光武雄(辛格浩)氏が創業。1965年の日韓国交正常化を機に韓国に進出し、韓国ロッテグループは百貨店やホテルを中核とした「ロッテ財閥」といわれるほどの企業グループに成長。ロッテグループは、重光家を中心とした巨大多国籍企業となる。

武雄氏は、その長男の重光宏之(辛東主)氏と二男の重光昭夫(辛東彬)氏と共にロッテグループを支配。宏之氏が日本ロッテグループの経営を、昭夫氏が韓国ロッテグループの経営をそれぞれ担当し、兄弟が日韓をうまくすみ分けて経営を行っていた。

兄弟経営の限界

しかし、重光家の兄弟げんかが勃発して泥沼化し、兄弟経営は限界を迎える。時系列に沿って事実関係を整理すると、以下のとおりである。

  • ①2015年1月8日、日本ロッテホールディングスの臨時株主総会で、日本ロッテグループの経営を担当していた宏之氏が副会長から解任された。その結果、副会長の昭夫氏が韓国に加え、日本ロッテグループの経営も担うことに。
    同年7月15日、副会長であった昭夫氏が代表権を持つことになった。
  • ②同月27日、元副会長の宏之氏は会長の武雄氏を伴い、ロッテホールディングスに乗り込む。従業員を集めると、副会長を解任され何ら権限もないはずの宏之氏が突如、「武雄会長を除くロッテホールディングスの全取締役の解任を決めました」と宣言。
  • ③この宏之氏の行動に対抗するかのように、同月28日、昭夫氏側はロッテホールディングスの取締役会を開催。宏之氏の宣言は法的手続きを踏んでいないとし、取締役の解任無効を確認した。そのうえで、武雄氏が代表権を返上して、会長から代表権のない名誉会長に退く人事を決定。この時、全7名の取締役のうち、武雄氏は欠席、昭夫氏は棄権し、残り5名の取締役が賛成した。
    同年8月17日、ロッテホールディングスは臨時株主総会を開催。昭夫氏側が株主のうち従業員持株会、系列会社の役員などから支持を集め、7月28日の昭夫氏側の対応を追認する形で決議した。
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  • 2019-09-15
  • [CATEGORY]: 会社支配権争い
  • [AUTHOR]:遺産相続の弁護士・税理士 永田町法律税務事務所

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