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Q31.遺言をいつ書くべきか[POSTED]:2019-11-15

突然死の例多し。思い立ったら書くべき。書き直しが前提。100点を目指さない。残りの人生をかけて完成。

相続の相談を過去に受けた相談者や相談者の家族から突然、連絡が来る。
相談者が亡くなったという内容である。
つい1年前までは元気でいた方が亡くなった訃報に、ショックを受ける。

当り前だが人はいつか死ぬ。
たまたま今がその時なのだろうが、その時が突然に来ることもある。
長く患っていた方の病状が急変して亡くなる場合も、予想されていた時間よりも短く、突然になくなってしまう。

何が言いたいかというと、突然死に備えるという意味では、思い立った今が、遺言を書く時である。
ところが実際には、遺言を書かずに発生する相続が多い。
事前に専門家に遺言作成について相談しているにもかかわらず。

会社経営をしている方のご家族が、遺言作成について弁護士に相談をしていたそうだ。
方向性を決めるためにやり取りをしていたが、業務多忙でなかなか決めかねているうちに突如、相続が発生。
結果、会社経営に関する生前のトラブルがあったこともあり、大いにもめた。
遺言さえあればという思いで忸怩たる思いをしたという。

人の死期を明確に予想できればこんな事態にはならなかったはずである。
人間は締め切りが設定されていることに対して、一生懸命に頑張る傾向がある。
締め切り効果が期待できないことが、遺言を作成できない問題である。

完璧なものを作成しようと頑張ってしまうからこそ、なかなか遺言はできない。
完璧主義者ほど、なかなか遺言作成に踏み切れない。
大雑把な方ほど、遺言作成を敢行される傾向がある。

100点満点を目指さずに、とりあえず現状の前提で最善のものを核とすればと考える。
一生をかけて何回かの書き直しを前提とする。
遺言作成をするうえで心がけるべきことである。

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  • 2019-11-15
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  • [AUTHOR]:遺産相続の弁護士・税理士 永田町法律税務事務所

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