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    [CATEGORY]:会社支配権争い

ブランドイメージ維持の重要性【君島グループ】[POSTED]:2019-09-13

会社の存亡にかかわるブランドイメージの維持

ブランドは商品の信用を示す重要な役割を持ち、他の競合製品との差別化に寄与するもの。ブランドイメージを維持できるか否かによって、企業の収益が大きく左右される。
君島ブランドは、スキャンダルやお家騒動によりイメージが悪化し、君島王国の崩壊につながった。これは君島ブランドに限ったことではない。ブランドイメージが不祥事で汚されるとどうなるのか。三菱自動車工業や雪印乳業の事件はご存知の方も多いだろう。

三菱自動車工業は、三菱グループが使用する「スリーダイヤ」で有名な自動車会社。2000年のリコール隠しの発覚や、2004年の子会社によるタイヤ脱落事故の社会問題化でブランドの信用が失墜し、赤字を計上。深刻な経営危機に陥った。

雪印乳業は「スノーブランド」で有名な食品会社。2000年の集団食中毒事件で原材料などの不衛生な取扱が暴露され、店頭から雪印商品が撤去される事態に。ブランドイメージが急激に低下し、グループの解体・再編を余儀なくされた。2002年、これに追い打ちをかけるようにして、子会社の雪印食品による牛肉偽装事件が発覚。雪印食品は廃業・解散し、雪印ブランドは地に落ちた。
どちらも有名ブランドであったが、不祥事によりその信用が一気に失墜し、厳しい経営環境に追い込まれた。

お家騒動がブランドイメージ毀損のつながる

お家騒動は身内の争いであるが、不祥事同様にブランドイメージ毀損の一因となり得る。ブランドは育て難くして毀損し易い。覚えておいてほしい。

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  • 2019-09-13
  • [CATEGORY]: 会社支配権争い
  • [AUTHOR]:遺産相続の弁護士・税理士 永田町法律税務事務所

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