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    [CATEGORY]:会社支配権争い

日本中が注目した親子げんか【大塚家具】[POSTED]:2019-07-23

父娘間の経営権を巡る闘争

「IDC 大塚家具」ブランドで有名な家具販売会社である大塚家具。
1969年、創業者の大塚勝久氏が埼玉県春日部市に「大塚家具センター」を創業。

「市場最低価格」と「会員制」を軸に、中・高級家具を対面販売。日本有数の家具販売会社に成長した。

2001年をピークに、ニトリ・IKEAなどの新興勢力の台頭や不祥事などで業績が低迷。2009年3月、創業以来社長を務めてきた勝久氏が会長職に退き、後任の社長に勝久氏の長女である大塚久美子氏が就任した。

久美子氏は、気軽に入れるカジュアルな店作りを目指したが、この転換が過去のビジネスモデルに固執する勝久氏を否定するものと映ったのか、勝久氏は 2014年7月、久美子氏を解任し社長に復帰。業績は更に低迷し、2014年 12 月期は4年ぶりの営業赤字に転落した。父と娘が一族を巻き込み経営権を巡る闘争が繰り広げられることに。

経営方針を巡る対立がきっかけ

対立の始まりは、2013年頃から。勝久氏と久美子氏は、経営方針を巡り真っ向から対立していたようだ。
勝久氏側には、妻の千代子氏と長男の勝之氏がついた。一方、久美子氏側には、二男の雅之氏、二女の舞子氏、三女の佐野(旧姓大塚)智子氏、三女の夫の佐野春生氏がつき、創業家が二つに割れた。

委任状争奪戦へ発展

このような一族分離のもと、2013年 10月に、大塚家の資産管理会社である「ききょう企画」を巡って紛争が勃発した。
2015年1月に久美子氏が社長に復帰。この時は、勝久氏の社長解任、久美子氏の社長再任の議案が取締役7人のうち4対3で可決された。勝久氏と長男の勝之氏は反対に回ったといわれている。久美子氏側の突然のクーデターだった。

両者の紛争はその後、株主総会での「※委任状争奪戦(プロキシー・ファイト)」と、ききょう企画保有の大塚家具株を巡る紛争にまで発展した。


委任状争奪戦…株主総会での賛成票獲得を目指し、株主からより多くの委任状(プロキシー)を集めようとする「多数派工作」。株主が株主提案権を行使し、会社が対抗提案を出した場合、株主総会では株主と会社のどちらに賛同するかを巡り、勧誘合戦が行われる。

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  • 2019-07-23
  • [CATEGORY]: 会社支配権争い
  • [AUTHOR]:遺産相続の弁護士・税理士 永田町法律税務事務所

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