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6.時価とのねじれ現象を利用不動産相続の弁護士

6.時価とのねじれ現象を利用不動産を利用した節税対策

相続税の節税を考えるときに、時価と相続税評価額とのギャップを利用することは重要です。
たとえば、ポルシェなどの高級車。購入するときは1000万円を超える高級車ですが、すぐに値落ちしてしまいます。中古車の査定はレッドブックという本で確認ができますが、耐用年数に応じてすぐに値段が下がってきます。
相続の時には値段がついていない場合も多いのです。
クラシックカーであっても、市場価格の通りの値段がつくことはなかなかありません。

不動産でも同じことが言えます。
バブル時代は1部屋が20億円もする高級マンションもありました。今は下がりに下がって当時の値段を考えると二束三文で売買されることも。
仕様が豪華であるとか、地区一番のマンションであるとか、玄関に受付デスクがあってコンシェルジュサービスが受けられるなどの要素があれば、値段が吊り上がることがあります。プレミアム価格になるということです。

プレミアム価格の不動産を購入すれば、それだけ現金が減ります。
現金が減った代わりに手にしたマンションであっても、相続においては売買価格そのままの金額で評価しません。相続において不動産は、あくまでも相続税評価額で評価されるにすぎないのです。プレミアム価値は何ら考慮されず、粛々と計算式通りに算定されます。
だからこそ、売買価格よりも大幅に相続税評価額が減るわけです。
その意味では究極のプレミアム価値を有する不動産はタワーマンションになります。
タワーマンションの節税効果も、時価とのねじれ現象を利用したものであるといえます。

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