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葬儀後の事務手続き[POSTED]:2017-08-24
葬儀後の事務手続き(精進落としの翌日もしくは翌々日、または1週間以内)
世話役から葬儀事務を引き継ぐ
葬儀後、遺族は世話役などから事務を引き継ぎます。香典、香典帳・供物・供花の記録帳、弔電・弔辞、会葬者芳名帳・名刺、出納帳・領収書・残金 等を担当者から受け取り、世話役などに建て替えをしてもらっている場合は、できるだけ早く清算しましょう。
なお、会計係から香典などの現金を受け取る時には、必ずその場で出納帳と照らし合わせ、あとでトラブルの起きないようにします。
あいさつ回り
葬儀の翌日か翌々日に、葬儀の際お世話になったところに挨拶に出向きます。挨拶回りをする先は、世話役代表や故人の勤務先、会葬者の中で特に社会的地位の高い人、町内会の役員などです。
故人が会社に勤めていた場合には、事前に連絡してから伺います。事務手続については、総務・人事の担当者に尋ね、退職金や保険証などの手続に必要な書類や印鑑を持参します。
渡す先 | 金額・品物 | 渡し方 |
---|---|---|
世話役 | 5,000~1万円 | 御車代として渡す |
世話役代表 | 1~2万円 | 喪主より目上なら現金を避けることも |
隣近所 | 菓子折り ビール券など | 2,000~3,000円程度のもの |
故人の会社関係者 | 菓子折りなど | 社員数に合わせて5,000円程度のもの |
寺院へのお礼の挨拶
僧侶への謝礼がお布施です。葬儀のお布施は、枕経から、通夜、葬儀、告別式、納めの式や還骨法要までのお礼をまとめて包みます。お布施の金額が不明な場合は、寺院に直接確認してもよいでしょう。できれば葬儀の翌日に、喪主と遺族代表が今後の法要の相談を兼ねて、挨拶にうかがいます。最近では、葬儀当日にお礼を渡し、あいさつ回りを省略するケースも増えています。
葬儀者・仕出し屋・病院などへの支払い
葬儀終了後2~3日後に、葬儀社から請求書が送られてきます。請求金額は見積り額から追加分が出るので、予定見積り金額より若干高くなるケースが多いです。内容をよく確認し、納得のいかない点は問い合わせましょう。
供花・供物・弔電をもらった人などへ礼状を送る
諸事情により通夜や葬儀・告別式に会葬できず、香典やお悔やみの手紙、弔電などを送ってくれた方にお礼状を送ります。とくにお世話になった方には、葬儀が終わってから、できれば自筆のお礼状を出しましょう。
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