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火葬~[POSTED]:2017-07-24

火葬~

納めの式

火葬場へ向かう車には、喪主は位牌を、遺族は遺影を持って乗ります。火葬場へ到着した際に、まず管理事務所へ火葬許可証を提出します。これがないと遺体を火葬できませんので注意してください。火葬場には、遺族・親族のほか、故人と特に親しかった人が行きます。

火葬場へ着くと、棺が霊柩車から降ろされ、かまどの前に安置され棺の窓を開けて最後のお別れをします。納めの式では、僧侶が同行した場合は、最初に読経があり、読経中に喪主以下順に全員が焼香して故人に最後の別れを告げます。納めの式が終わると、かまどに点火されます。火葬が始まり、終わるまで約1時間かかりますので、控え室へ移動して、酒や茶菓子でもてなしをします。喪主は僧侶の隣に座り、もてなします。

火葬が終わると係員から連絡があり、控え室から引き上げます。 このとき提出した火葬許可証は、火葬がすんだ後、日付が記入されて埋葬許可証となります。骨上げのとき、骨壷と一緒に骨箱へ入れておくなどして埋葬時まで大切に保管しましょう。

骨あげ

骨あげとは、火葬が終わって鉄板にのってきた遺骨を骨壷に入れることです。骨あげは竹の箸を使い、2人1組となり、一片の骨をはさむ橋渡しの方法で行います。これは故人をあの世に橋渡しするという意味で行われます。骨は、喪主以下関係の深い順に全員が拾います。最後に故人と最も関係の深い人がのど仏を拾います。骨あげがすんだら、骨壷は白木の箱に入れ、白い布に包んで喪主に手渡されます。位牌と遺影は他の遺族が持って、来た時と同じ順序で自宅へ帰ります。

還骨法要・初七日法要 精進落とし

火葬がすむと、遺骨は一度自宅へ持ち帰り、埋葬の日まで後飾りの祭壇に安置します。祭壇は2段か3段で、白い布をかけて作成します。仏壇があればその前に、ない時は適当な部屋の北か西へ置きます。祭壇には四十九日の忌明けまで毎日灯明を灯し、焼香して、故人の冥福を祈ります。祭壇に遺骨を安置し、灯明を灯し、僧侶に還骨法要を行います。初七日忌は故人が死亡してから7日目に死後初めて法要することですが、還骨法要とあわせて行うことが多くなっています。その後精進落としの席を設けます。精進落としはなまぐさい物を食べない忌中の生活から、ふだんに戻り、いつもの食事を始めるきっかけの儀式です。本来四十九日の忌明けに行うものですが近年では葬儀後に行われることが多くなりました。このときに僧侶や親族と法要や納骨の日時、場所を話し合うのもよいでしょう。

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