- Q52.筆跡鑑定は遺言無効確認訴訟において重要なポイントとなるか
- 筆跡鑑定は意外に軽視傾向。変化するものという認識。 筆跡鑑定が遺言無効確認訴訟においてどの程度役に立つのかということについて質問を受けることがある。その前に筆跡鑑定についての一般的な説明をしたい。 ドラマでは筆跡鑑定をかなり重要視するという話を散見する。刑事事件でも民事事件でも。封筒の臨戦に書かれた筆跡と、脅迫文に書かれた筆跡が一致するかどうか。遺言に書かれた筆跡と、年賀状の筆跡が一致するかどうか。そして筆跡について鑑定人が鑑定結果を出し、その鑑定結果が裁判の行方に決定…
- Q51.遺留分はどうしたらよい
- 遺言無効を主張する場合矛盾挙動だが、念のために主張しておく 相手としてもプレッシャーに感じる。 よく遺言無効確認訴訟を提起したいという方については相談を受けることがある。遺言無効確認訴訟に負けてしまった場合にも遺留分を請求したいという相談内容である。ところが 疑問があり、 遺言無効確認訴訟と遺留分減殺請求権は無事にするのではないかというものである。 確かに遺言無効確認訴訟は遺言が無効であることを前提として提起するものである。 これに対して遺留分減殺請求訴訟は遺言が有効…
- Q50.遺言無効確認の証拠は
- 診断書・長谷川式スケール・画像診断・公証人の証言 遺言無効確認の裁判をするにあたって証拠が非常に重要となる 証拠がしっかり揃っているのかどうなのかということを一番最初に吟味することになる。 遺言無効確認訴訟申し立てる根拠としては、遺言能力がないと主張することになる。逆にこれ以外の方法は通常はあまりない。遺言能力がないと主張するにはどんな証拠が必要なのか。 遺言能力は法的な概念である。ところがこの法的な概念は目に見えないので厄介だ。遺言能力という概念か直接的に証明で…
- Q49.遺言無効確認訴訟の勝算は
- 高難易度だが最近は易化傾向 遺言無効確認訴訟は昔に比べて多く提訴されている傾向がある 遺言が無効になる何パターンかが存在する。大きく分けると、形式的な無効原因と実質的な無効原因がある。 形式的な無効原因については、書いてはいけないことを書いた、書くべきことを書かなかった、というものがある。例えば遺言に日付を書かなかった。何月吉日と書いた。署名を忘れた。記載方法の形式面で遺言が無効になってしまうものである。多くの場合、自筆証書遺言で起きる間違いである。公正証書遺言を利用する…
- Q48.遺言執行者が好き勝手にやっている
- 知る人ぞ知る遺言執行者の解任申立。だが依然として不利な状況であることは否めず、後手後手に回る可能性もある。 遺言執行者とはどういう存在なのか 突然に遺言の存在を告知された相続人にとっては。いったい何のことなのか皆目見当もつかないのが実情ではないか。遺言の文言に紛れて、遺言執行者の指定が書いてあるものの、それが何を示しているのかがわからない。そしてたいていの場合、受益相続人または受益相続人側についている弁護士などの専門家が、遺言執行者に指定されている。 そして遺言が開示され…
- Q47.生前の故人の意向と異なる
- 原則諾成契約だが、相続は書面主義。亡くなっているので確認しようがない。 生前の故人の意向ではこの財産は自分がもらうことになっていた。長男が書かせた遺言のように見える問題と重なるところもあるが、場面は少し異なる。 よくあるのが、1次相続のときの話ではこうなる予定であったという約束が履行されないパターンである。1次相続では不動産を長男がもらう代わりに、2次相続では二男が自社株式をもらうことになっていた。にもかかわらず遺言は残されておらず、約束も守られない。 残念なが…
- Q46.長男が書かせた遺言のようだが
- 「書かせた」の意味。作成過程を治癒する公正証書遺言の署名押印。 本当によく相談者から受ける相談である。公正証書遺言に関する相談では必ず出てくる訴えである。 遺言者が書いた内容ではない。このような遺言を書くはずがない。公証役場に連絡を取っていたのは同居していた兄なので、遺言者の意向とは異なる。 遺言を「書かせた」とはどういうことなのか。「書かせた」の意味を相談者がどういうつもりで言っているのか。強制的に意に反して無理やり書かせたという意味なのだろうか。そこまでは思…
- Q45.遺産分割協議成立後に遺言が見つかった場合には、遺言の効力は認められないのか
- 認められてやり直しになるが、不自然なタイミングで登場する遺言は無効の疑い。遺言無効確認。 遺言と遺産分割協議の結果についてどちらが優先するのか 結論から言うと遺言の効果が遺産分割協議の結果に優先する。遺言があったとしても、遺言内容に反する遺産分割協議をすることができる。ただし相続人全員の合意が必要である。遺言内容によって利益を得る受益相続人も含めて、相続人全員が合意をすれば、遺言内容に反する遺産分割協議をすることができる。遺言を作成した遺言作成者の意向であったとしても、相続人全員…
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