父を代襲して相続したが、叔父を相手にした遺産分割調停が膠着状態に。
[サブカテゴリ]:遺産分割
父を代襲して相続したが、叔父を相手にした遺産分割調停が膠着状態に。
相談者からの相談内容
先日、祖母が亡くなりました。 相続人は叔父と父なのですが、父がだいぶ前に亡くなっているので、父を代襲して私たち姉妹が叔父と遺産分割について話し合いを始めました。 叔父とは昔からそりが合わず、顔を合わせてもあまり話すことが無かったのですが、今回の相続をきっかけにますます仲が悪くなっています。 遺産分割調停が進行中なのですが、相手に弁護士が付きました。 その弁護士とも話し合いがうまくいっていません。とにかく話す気になれないのです。 遺産分割調停も2年以上続けていますが、一向に進まずに困っています。 今後の手続きを弁護士に任せたいと考えていますが、どのような対応をしてもらえますか。- 弁護士からの
一言アドバイス - 「学ぶ」コーナーでまずは勉強 頃合を見計らって弁護士に依頼 状況によって弁護士に依頼 至急弁護士に依頼することが望ましい 今すぐ弁護士に依頼することが望ましい
- 今すぐ弁護士度
- 簡単に解決できる見込み やや簡単に解決できる見込み 解決できる見込みあり 解決するのがやや難しい 解決するのが難しい
- 解決難易度
遺産分割協議が進まない原因が何か。長引く相続問題に、ご本人もよく分からなくなってしまっているようですね。
人には相性というものがありますし、人によって態度が変わるということもないわけではありません。代理人を立てるということは、感情面を抜きにして事実だけをやり取りできるということなので、意味が大きいのです。
遺産分割調停で調停委員に代理人を付けるように言われている方は、間違いなく代理人を付けることで進み方が劇的に違ってきます。
当事者の方もストレスを感じなくなります。
会社を休んでまで遺産分割調停に出席しなくて済むようになります。
弁護士に中には、威圧的な物言いで、通常のサービス業としての体裁を整えていない方もいます。相手の弁護士の話す際の口の曲がり方や、歯並び、語尾などにみられる威圧的な雰囲気など、言葉でうまく表現できない不快要素全てを見なくて済むようになります。
そもそも専門家を相手に、素人が交渉をすること自体がハンディを負っているのは自明です。
もっというと専門家同士だからこそ、話し合いがうまくいくこともあるのです。似たような状況のご相談で、代理人として就いたあと、相手の弁護士と話すと普通の常識的な弁護士であったということもありますが。
家族の間のことで、弁護士を立てるということ自体に抵抗を感じるのは理解できますが、思い切って弁護士に丸投げしてしまうことを検討してください。わずらわしさや面倒から解放されて、お仕事などに専念できるようになります。
ご協力いただくことは事実確認や意思確認、ステージが進んだ場合の証人尋問などだけです。
ここがポイント!
遺産分割調停が膠着状態にある方は、思い切って弁護士に丸投げしてしまうことを検討してください。特に相手方に弁護士がついている場合は、ご自身で対応せず弁護士に任せた方がスムーズに進むケースもあります。
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